2022.05.26
健康・美容

梅雨時は肌が乾燥しやすい!? 意外な落とし穴と肌を守るコツ

気温や湿気が高まるこの時季、メイクは崩れやすく肌もベタベタで、ただでさえマスクで肌荒れしやすい環境なのに気持ちまで曇りがち

そこで、梅雨の時季も健やかな肌を守るために、見直すべき習慣と効果的なケアのコツをご紹介します。梅雨時季、ついやりがちな習慣あなたもやっていませんか?一緒にチェックして、美肌を維持しましょう!

ご存じですか?肌のベタつきが招く「インナードライ」

梅雨の時期、ジメジメ、ジトジトで肌はベタつきがち…。このベタつき、実は乾燥の原因になるので要注意!汗をかくと肌の角質層が汗の水分で膨張し、ふやけた状態になり水分が急速に蒸発してしまいます。肌はベタついているのに、肌内部は乾燥状態。

そんなインナードライは、紫外線などの外部刺激から肌を守るバリア機能も低下させてしまいます。汗をかいた時は放置せず、こまめに拭き取るようにしましょう。

やっていませんか?梅雨に肌トラブルを招く3つの落とし穴

①除湿・冷房のかけ過ぎ

不快な湿気や暑さから、エアコンの除湿や冷房に頼っていませんか?しかし、これには落とし穴が!

長時間、調節することなく除湿や冷房を効かせていると、室内の空気が乾燥し、気づかないうちに肌の潤いが失われてしまいます。肌にいい湿度は、6065%と言われています。

湿度計などをこまめにチェックしながら、湿度の下げ過ぎには注意して、肌にも気分にも最適な環境をキープしましょう。

②マスクの中がずっとムレムレ

マスクを長時間つけていると、吐く息の熱がこもってマスク内部が高温多湿になり、ベタつきの原因になります。そうしてインナードライに…。

また、マスク内部の湿度が高くなると雑菌が繁殖しやすくなり、肌荒れなどのトラブルを引き起こしやすくなってしまいます。

汗をかいたらこまめに拭き取ったり、マスクが湿ってしまったら交換して清潔に保ちましょう。

③油断が招くうっかり日焼け

梅雨の時季は曇りや雨の日が多く、太陽が見えないことが多いため、日焼け対策をサボっていませんか?しかし実は、曇り空でも紫外線は確実に降り注いでいます。しかも、晴れた日の紫外線の強さは梅雨時季でも「真夏並み」。

ちょっとそこまでの外出や洗濯物を干す時など、「少しだけだから大丈夫」と思っている人は要注意!梅雨時季の紫外線は、わずか数分浴びるだけで、シミの原因となるメラニン色素が発生してしまいます。油断せず、UVクリームや日傘、帽子などでしっかり紫外線対策をして、「うっかり日焼け」をなくしましょう。

乾燥に負けない!梅雨時のお手入れポイント

【クレンジング&洗顔】

やりすぎ注意!なでるようにきれいに洗浄

肌のベタつきやテカリを不快に思い、1日に何度も洗顔すると、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。洗顔は、朝と夜の2回で十分です。ゴシゴシと強くこするのは、肌を傷めるので禁物。手でしっかりと泡立てた洗顔料で肌を包み込み、なでるように洗うことで毛穴汚れまで洗浄できます。熱いお湯ですすぐとお肌に刺激を与えるため、ぬるま湯ですすぎましょう。さっぱり冷たいと感じながらも皮脂が溶け出す32℃程度がおすすめです。

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【しっかり保湿】

寝る前にも保湿をプラス

肌がベタつきやすいこの時季は、化粧水だけで済ませてしまう方も多いのでは?しかし、それだけでは保湿は不十分、手を抜かずスキンケアしましょう。特に眠り始めの3時間は、肌を修復する成長ホルモンが集中的に分泌されるゴールデンタイムなので、おやすみ前の保湿ケアもプラスしましょう。 化粧水の後に、美容液で美肌成分を補い、最後に乳液やクリームでフタをすることで、水分の蒸発を防ぐことができ、翌日も肌のうるおいを持続させやすくなります。

【血行促進】

スキンケアにフェイスマッサージをプラス

フェイスマッサージをすることで、顔の血行がよくなり皮脂の分泌量が抑えられたり、くすみもケアできるのでおすすめです。乳液やクリームなどを塗った後、やさしく指先でなでるようにマッサージしましょう。

[目元]

①眉頭の下から目の周りに沿って目頭までを指先でマッサージ。

②こめかみを押す。

〈いずれも3回繰り返す〉

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[口元]

①唇とあご先の間から口角の方向へ、唇を押し上げるようにマッサージ。

②フェイスラインに手のひらを添えて頬を押し上げるように揉みこみましょう。

 〈いずれも3回繰り返す〉

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【紫外線対策】

目から入る紫外線の対策も効果的

日焼け止めや日傘、帽子によるケアはもちちん、ぜひ加えていただきたいのが「目」の紫外線対策。紫外線は目の細胞にダメージを与えます。そのダメージは脳に伝わり、シミやそばかすの原因となるメラニンが生成されてしまいます。つまり、目が受けた紫外線の影響で、紫外線を浴びていない肌にまでトラブルが及んでしまうのです。外出時にはサングラスをして紫外線から目を守りましょう。

【紫外線は体にも悪影響】

紫外線は、体内の細胞を傷つける活性酸素を発生させて「酸化ストレス」を引き起こし、体の不調を招くと言われています。そんな「酸化ストレス」は、自律神経にも悪影響を与えるため注意が必要です。対策などの詳しい情報は下記をご覧ください!

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毎日のケアの積み重ねで、年齢に負けない美しさはつくられます。さああなたも今日から始めて、みずみずしく若々しいお肌へ!

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