前回のミカレア通信「“秋バテ”はホメオスタシスの乱れから 自律神経をととのえよう」では、過ごしやすいこの時季に感じる“秋バテ”の原因や解消におすすめの食材をご紹介しました。今回は手軽にできる“秋バテ”対策をご紹介します。
“秋バテ”って?原因は?
“秋バテ”とその原因についてはこちら
【“秋バテ”はホメオスタシスの乱れから 自律神経を整えよう】
今すぐできる「秋バテ」対策
“秋バテ”は、生活習慣を少し見直すだけで改善することができます。ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください!
〜体を冷やさない+血行促進がポイント〜
ぬるめのお湯でゆっくり入浴
ゆっくり湯船に浸かって体を温めることで、全身の血行が良くなり新陳代謝がUP!疲労回復につながります。また体を温めることで、心身をリラックス状態に導く副交感神経が優位になり、自律神経が整う効果も。37℃〜40℃程度のぬるめのお湯に、10分〜15分ゆっくり浸りましょう。お気に入りの入浴剤やアロマを使って、癒しをプラスするのもおすすめですよ。
外出時は、はおれる上着などを
秋は日中と夜の寒暖差が大きく、場所によっては冷房が効き過ぎていて思いがけず体が冷えてしまいがち。残暑を感じる暑い日でも、外出時はカーディガンやパーカーなど着脱しやすい上着を持っておきましょう。また足元の冷えには、長めの靴下やレッグウォーマーを携帯しておくと重宝しますよ。
適度な運動を習慣化しましょう
適度な運動は、血行を改善し自律神経のバランスを整える効果があります。ウォーキングやジョギング、エクササイズをはじめ、自宅で手軽にできるストレッチや筋トレなどの「ながら運動」でもOK。無理せずできるものから始めて、日課として続けましょう。
簡単なツボ押しで血行促進を
血行促進には、スキマ時間を使った「ツボ押し」もおすすめ。膝の下にあるツボ「足三里(あしさんり)」を下記の要領で刺激しましょう。
- ゆっくり押して5秒間キープ
- ゆっくり離す
- 1と2を5回程度繰り返す
〜快眠で自律神経を整えて心身を健康に〜
寝具の冷え対策を万全に
質の高い睡眠をとることで、自律神経のバランスが整うため、心身の健康につながります。この時季は、昼夜の寒暖差が大きいため、寝具の冷え対策を万全に。寝冷えしないよう薄手の長袖パジャマを着用し、寒いと感じる時にはすぐ掛けられるよう、タオルケットや毛布を側においておきましょう。
就寝30分前はブルーライトNG
スマートホンやパソコンなどから発せられるブルーライトは、脳を刺激し安眠を妨げてしまいます。ぐっすり眠れるよう、就寝30分前には見ないように心がけましょう。つい見てしまう人はベッドから届かないところに置くのもおすすめです。
どれも気軽に今すぐ始められるものばかり!健やかな心身を維持して、秋を満喫しましょう。
おすすめ記事
健康のために正しく知りたい「自律神経」のこと
美容だけじゃない!「アンチエイジング」に重要な○○とは?